それぞれの病気の診断や治療は、長い期間をかけて進歩・発展してきて現在の方法になっています。また、より効果的で安全な治療を患者さんにお届けするためには、これからも医療の進歩・発展は重要なことです。このような診断や治療の方法の進歩・発展のためには多くの研究が必要ですが、その中には健康な人や患者さんを対象に実施しなければならないものがあります。これを「臨床研究」といいます。臨床研究は患者さんのご理解とご協力によって成り立つものです。
なお、この臨床研究は、製薬会社などが行う新薬の安全性・有効性を調べ、厚生労働省の承認を得るための臨床試験、いわゆる「治験」ではありません。
以下にお示しします研究は、通常の診療で得られた診療情報をまとめて行います。このような研究は、国が定めた倫理指針に基づき、対象となる患者さんのお一人ずつから直接同意を得るかわりに、研究の目的を含む研究の実施についての情報を公開し、さらに患者さんが利用について拒否できる機会を保障することが必要とされています。
研究課題名 | 研究責任者 |
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内部障害患者の再入院に関連したリハビリテーションの臨床的アウトカムに関する後方視的調査研究 | 陶山和晃 |
食道がん患者の術後運動耐容能に対する術前化学療法中からのリハビリテーションの有用性 | 遠山柊介 |
慢性心不全の増悪による再入院と身体機能ならびに退院支援を含む要因の検討 | 溝部里紗 |