田上病院耳より情報バックナンバー

2008年07月04日予防接種について 〜外来看護部〜

みなさん知っていますか?

 麻しん(はしか)は乳幼児の頃に発症する病気と思っていませんか?

 最近は10代20代以上での麻しんの感染者が多く、大学を含めて学校閉鎖が相次ぐなど、社会的にも問題となりました。

 麻しんは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症です。発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状と発しんが現れます。予防接種を受けずに感染すると、高熱が続き、気管支炎や中耳炎などのほか、肺炎や脳炎などの重い合併症を起こす危険性があります。とくに乳幼児が感染した場合は、肺炎を併発する確率はかなり高くなり、命を落としている子供もいます。麻しんワクチンを接種することにより、95%以上の人でしっかり免疫がつくと報告があります(数%は免疫ができるに至りません)。子供の頃に予防接種を受けていても、免疫が低下し大人になって発症することがあります。この場合も、予防接種を受けずに感染したときと同様、重い合併症をおこす危険性があります。麻しんを例にあげましたが、感染症は今でも子供の健康をおびやかしている病気です。

 感染症から子供を守るために、予防接種は大きな力を発揮し、防ぐことができます。

 積極的に受けることをお勧めします。

予防接種が変更・追加になりました。

  • BCGは保健センターで行っていましたが、指定の医療機関でできるようになりました。接種期間は、生後3〜6ヶ月までです。時期をのがさず接種しましょう。(当院ではBCGの予防接種は行っておりません)
  • 麻しん・風しん混合ワクチン接種について1期(1〜2才)2期(小学校就学前1年間)に接種していましたが、平成20年4月より5年間に限って、3期(中学1年生)4期(高校3年生)の接種が追加になりました。

定期・任意予防接種

予防接種には、国の予防接種法で「受けるように努めなければならない」とされている定期接種(定められている時期内は公費→無料で接種できます)と、希望する人が全額自己負担で受ける任意接種があります。自己負担額については電話などでお問い合わせ下さい。

予防接種の種類

定期接種
接種名 予防する病気
BCG 結核
ポリオ 小児まひ
三種混合 ジフテリア・百日咳・破傷風
麻しん風しん 麻しん・風しん
日本脳炎 日本脳炎
二種混合 ジフテリア・破傷風
任意接種
接種名 予防する病気
水ぼうそう 水ぼうそう
おたふくかぜ おたふくかぜ
インフルエンザ インフルエンザ
予防接種を受けるためには
  • 接種予定日の前日(午前中)までに予約の電話が必要です。(月曜日に希望される方は、金曜日午前中までに予約をお願いします)
接種当日に自宅で確認すること
  • お子さまの体調チェック
  • 持ち物チェック(母子手帳・保険証・その他必要な物)

小児科の受付時間は9時〜11時30分となっております。(午後は休診です)
予防接種についてご不明の点がございましたら、外来の方までご相談下さい。

最新の耳より情報へ戻る