田上病院耳より情報

2014年11月01日ジェネリック医薬品Q&A 〜薬局〜

近年ジェネリック医薬品という言葉をよく耳にすると思いますが、ジェネリック医薬品についてよく理解してない人も多いのではないでしょうか?そこでジェネリック医薬品についての疑問をまとめてみました。

ジェネリック(後発)医薬品とは?
先発医薬品(新薬)の特許期間が切れた後、他のメーカーがそれと同じ有効成分で製造・販売される医薬品です。
[先発医薬品とは、医薬品メーカーが最初に開発・販売した医薬品です。特許期間中(20〜25年)、そのメーカーは独占して製造・販売する権利を持ちます。]
ジェネリック医薬品に変えるメリットは?
薬代の負担を、約2〜7割に抑えられます。また医療財政面では医療費の国庫負担も減るため医療の質と国民皆保険制度の維持に貢献できます。
ジェネリック医薬品はなぜ安いの?
先発医薬品の開発が10〜15年、数百億円もの投資が必要といわれるのに対して、ジェネリック医薬品の開発期間は3年ほどと短く、研究開発費も少なく済むため、薬の価格を安くできます。
ジェネリック医薬品は安全なの?
ジェネリック医薬品は厚生労働省が定めたさまざまな試験を行い、先発医薬品と同じであることが証明されているため安全性が保障されています。
ひとつの先発医薬品に複数のジェネリック医薬品がありますがどれも同じなの?
有効成分、分量、用法、用量、効能及び効果は同じです。ただし薬価(薬の値段)や添加物、製剤によっては大きさ、味、においの改善、品質面の改善など、よりよく工夫されたものもあります。
ジェネリック医薬品をもらうには?
まずはかかりつけの病院か薬局に相談してみましょう。
ジェネリック医薬品を使っているのは日本だけなの?
欧米では全体の使用量の半数以上がジェネリック医薬品です。増大する医薬品の節減を目的に、WHO(世界保健機構)ではジェネリック医薬品の使用を推奨しています。

当院でも、患者さんや国民全体の医療費の負担の低減を考慮して、ジェネリック医薬品の採用を積極的に行っています。
ジェネリック医薬品の採用に当たっては、医薬品の品質、製造販売会社の供給体制や情報提供体制に問題ないかを確認したうえで行っています。
何かありましたら当院の薬局にてお尋ねください。


参考文献:政府広報オンライン 暮らしのお役立ち情報
     日本ジェネリック医薬品学会

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