田上病院耳より情報

2013年02月25日自衛消防隊研修に参加して〜施設課〜

平成24年10月22日長崎県大村市の消防学校にて行われた自衛消防隊研修に参加しました。主な内容は自衛消防隊の必要性や火災、災害時における自衛消防隊の活動および日常の防火管理についての研修でした。

自衛消防隊の必要性に関しては、火災や地震、その他災害の場合に消防隊が到着するまでの間、自衛消防隊が行うべき活動について学びました。その後、過去の事例を基に病院等の施設における防火管理の重要性や日常に潜む火災の危険性、日ごろ忘れがちになる避難経路の確保についても学びました。また、この研修では普段は経験できない事も体験することができました。たとえば消火栓の取り扱いでは実際に放水して水圧の大きさを体験し、暗室に作られた迷路では手探りで移動する訓練も行いました。

これらの訓練の中で一番印象に残ったのは火災現場を擬似的に再現し実際に炎が上がった部屋に入る訓練でした。私たち一般人が知っている「火災がおこった時は姿勢を低くする」という言葉の理由は、「煙を吸い込む事を防止するため」と多くの人が分かっていると思いますがそれだけではありません。実際に炎が上がっている部屋に入ると煙を気にしている余裕はありませんでした。なぜかというと、立っている状態の高さでは温度が100℃近くまで上がるため、立って移動することはほぼ不可能でした。しかし、床の近くでは40℃前後のため姿勢を低く這うような形になることで比較的楽に移動することができました。煙には高い所に上がる特性があるため伏せている限り大量の煙を吸い込み酸欠を起こす危険も少なくなります。このように聞いたことのある言葉ですが、実際に体験することによって重要性を改めて実感することができました。他にも地震など自然災害に対する行動や救急救命などさまざまなことを学びました。

その後、研修過程のまとめとして火災が起こった想定での避難訓練を行いました。この訓練では、一般の訓練とは違い時間制限があり、訓練のシナリオは一切不明という状況で初期消火活動、避難誘導、要救助者の救護、消防への連絡および消防隊への引継ぎなどを行いました。

今回の研修に参加して、自衛消防隊が非常時におけるリーダーとなり、また日常の防火、防災の中心となる事の重要性を再確認しました。

田上病院の職員としてより気を引き締めるとともに研修で学んだ事を日ごろの業務に活かして勤務していきたいと思います。

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