田上病院耳より情報バックナンバー

2007年10月25日栄養課

秋風が心地よい季節となりました。読書の秋、芸術の秋、行楽の秋、実りの秋、食欲の秋、味覚の秋、スポーツの秋・・・と、秋と言って連想するものは人それぞれだと思いますが、皆さんはどんな秋を思い浮かべますか?

秋の味覚の代表といえば、さんま、まつたけ、さつまいも、栗、りんご、梨・・・などが挙げられますが、おいしい食事にアルコールはつきものです。最近では、アルコールの苦手な方でも飲みやすいアルコール度数の低いものや低カロリーのもの、テイストの種類も豊富で、さまざまな種類のアルコールが出回っています。秋から年末年始にかけてもお酒を飲む機会が自然と増えてくる季節です。今回の「耳より情報」は、栄養課が担当ということで、味覚の秋・食欲の秋にちなんだ内容にしてみました!

お酒はほどほどに!

健康診断などで「お酒はほどほどに!」と注意されたことがある方もいらっしゃることでしょう。「ほどほどに!」の受け取り方はさまざまで、自分では「ほどほど!」の量と思いながら、ともすると多量飲酒に陥りかねません。日本酒にして1日平均3合(純アルコールで1日60g)以上に及ぶ多量飲酒は、アルコール依存症、肝障害、痛風、脳卒中、がんなどのリスクを高めるといわれています。適量を守って上手にお酒と付き合えば、食欲を増進したり、血液の循環を良くしたり、また、精神的なストレスの解消に役立つなどの効果も期待でき、「百薬の長」とすることもできます。国民健康づくり運動「健康日本21」では、多量飲酒の減少をめざして、純アルコールにして1日20gまでを「節度ある適度な飲酒」としています。

アルコールについて

アルコールは砂糖や果糖と同様、脂肪に転化されやすく、多量飲酒の習慣は内臓脂肪の蓄積につながるといわれています。もちろん、アルコールの量だけではなく、おつまみの種類や飲み方に問題がある場合もあります。お酒は意外と高エネルギーで、純アルコールは1gで7kcalですので、純アルコール20gで140kcalになります。お酒のエネルギーをご飯に換算すると、日本酒1合、ビール1缶(350ml)がご飯軽く1杯分(100g)に相当します。

「節度ある適度な飲酒(純アルコール20g)」の目安量とエネルギー

ビール 中びん1本強(540ml) 220kcal
清酒 1合弱(160ml) 180kcal
ワイン グラス2杯弱(220ml) 160kcal
焼酎(35度) 半合弱(70ml) 140kcal
ウイスキー・ブランデー ダブル(60ml) 140kcal
梅酒 1合強(200ml) 310kcal
※各メーカーにより若干カロリーが異なります。
アルコール分:5% = アルコール約17.5g このカクテルなら1缶強が適量です

運動を始めてみませんか?

エネルギーのとりすぎでお腹がぽっこりと出た、俗に「ビール腹」。多量飲酒だけが原因ではありませんが、内臓脂肪をためこんだ「ビール腹」の予防・改善のためにも、「節度ある適度な飲酒」を目安に、健康的な飲み方を習慣にしましょう。また、蓄積した内臓脂肪を燃焼させるためにも、スポーツの秋を機会に運動を始めてみませんか?

160kcalの運動量

どれも160kcalの運動量です。 但し、体重60kg男性の目安です 水泳:20分
水泳:20分
サイクリング:48分
サイクリング:48分
買い物・散歩:107分
買い物・散歩:107分
ジョギング:19分
ジョギング:19分
急ぎ足:46分
急ぎ足:46分
テニス:27分
テニス:27分
ゴルフ:53分
ゴルフ:53分
階段の昇り降り:34分
階段の昇り降り:34分
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