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2007年06月13日胃内視鏡検査(胃カメラ) 経鼻内視鏡導入

田上病院 胃内視鏡検査(胃カメラ) 経鼻内視鏡導入

 最近、成人病予防のために 多くの方が 血液検査や超音波検査・内視鏡検査をされる機会が増えています。
特に胃の検査については、以前は胃腸透視が多かったのですが、現在は胃内視鏡検査がほとんどです。
胃内視鏡検査(以後、胃カメラと略)には 口から胃カメラを入れる検査(経口内視鏡)と、鼻から胃カメラを入れる検査(経鼻内視鏡)があります。
胃カメラというと一般的に「きつい、苦しい」というようなイメージがあり、検査を躊躇される方も少なくありません。
そこで「胃カメラは きつくて苦しい」というイメージを少しでも軽減し、皆様に気軽に検査を受けていただくために田上病院では平成18年6月から鼻から胃カメラを入れる経鼻内視鏡を導入いたしました。
「えっ!鼻から胃カメラを入れる!痛くないの?」「鼻の中を傷つけるのでは?」と感じられると思いますが、実際に検査を受けられた方は「楽だった。今度から鼻でしよう!」といわれる方がほとんどです。
そこで今回は経鼻内視鏡についてお話をさせていただきたいと思います。

田上病院 鼻から胃カメラを入れる!痛くないの?

経鼻内視鏡検査といってよく聞かれるのは「鼻から胃カメラを入れる!痛くないの?」ということです。
経鼻内視鏡は、口から入れるカメラより細くなっていて直径が5.9oと鉛筆より極細です。(※1)
検査前には痛みを和らげるような処置を行いますので、痛みはほとんどありません。
口からカメラを入れる場合(※2)、嘔吐感、息苦しさなどの訴えも良く聞きますが、鼻から入れることにより(※3)舌の根元に触れないため嘔吐感や息苦しさがほとんど感じられません。
検査中もモニターを見ながら、直接、医師に質問することも可能で、疑問点などがその場で解決でき、不安感を和らげることに役立つのではないかと思います。
胃内視鏡検査前に行う処置についても、経口内視鏡検査に比べ楽になっています。
経鼻内視鏡の場合、鼻から行う処置はありますが、経口内視鏡検査のように痛みを和らげる薬をしばらくの間口に含んだり、注射をする必要がなくなりました。
検査後、30分から60分で食事もできますし、気分などが悪くなければ運転して帰宅、通常の生活や仕事もできます。
また、花粉症やアレルギー性鼻炎などで鼻の粘膜が腫れている人の場合でも、腫れが引くような処置を検査前に行うことにより、ほとんどの場合はカメラを通すことができます。


※1

※2

※3

田上病院 経鼻内視鏡検査の目的

経鼻内視鏡検査の目的は「苦痛のない検査で異常の早期発見を増やす」ことで検査をためらい、進行がんになってしまうことを少なくすることにあります。
「検査をしたいが 苦しいから」と思っていらっしゃる方は、是非ご相談ください。
田上病院外来にてご相談及び検査予約を受け付けています。
電話予約も可能です。お待ちしております。

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